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今日の為替市場ポイント:米長期金利続伸でドルは底堅い動きを維持する見通し
記事提供元:フィスコ
*08:28JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利続伸でドルは底堅い動きを維持する見通し
25日のドル・円は、東京市場では109円61銭から109円87銭まで上昇。欧米市場では、109円73銭から110円12銭まで上昇し、109円99銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に110円近辺で推移か。米長期金利の続伸を意識してドルは底堅い値動きを維持すると予想される。
米商務省が8月25日発表した7月耐久財受注で、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の出荷は前月比+1.0%で6月実績を上回った。耐久財受注全体では前月比-0.1%で市場予想をやや上回っており、7-9月期の米国経済は引き続き堅実な成長を記録するとの見方が浮上している。25日の米国株式市場でS&P総合500種とナスダック総合指数は終値ベースで最高値を更新し、外国為替市場ではリスク選好的な為替取引が拡大している。市場参加者の間では「新型コロナウイルスの感染状況について楽観視できないものの、米国経済は正常な状態に近づきつつあることから、米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の量的緩和策を見直す時期は多少早まるのではないか」との声が聞かれている。《FA》
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