東京為替:1ユーロ130円10銭近辺、EUは英に475億ユーロを請求へ

2021年7月9日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ユーロ130円10銭近辺、EUは英に475億ユーロを請求へ
東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=130円10銭近辺で推移。EUはブレグジットに伴う処理により発生した費用など475億ユーロをイギリスに請求する報告書を策定したとロイターが報じている。なお、英予算局は414億ユーロと予測していた。21年中に1回目の68億ユーロが支払いされるもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が644.82円安で午前の取引を終了した。為替が円高方向に進行していることで輸出関連株を中心に値を下げ、軟調な展開となっている。また、ファーストリテイリング<9983>が1620円安、東京エレクトロン<8035>が800円安、ソフトバンクG<9984>が217円安など指数に寄与度の高い銘柄が下げ幅を拡大したことが相場の重しとなっているようだ。なお、午前のTOPIXの下落率はマイナス1.95%であり、日銀のETF買い基準である2%にわずかに及ばない状況となっている。《FA》

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