東京為替:1ドル109円40銭近辺、 自民幹事長・内閣不信任案なら解散総選挙

2021年6月1日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ドル109円40銭近辺、 自民幹事長・内閣不信任案なら解散総選挙
午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円40銭近辺で推移。二階自民幹事長は、野党から内閣不信任案が出された場合、菅首相に解散総選挙を行うよう進言する姿勢に変わりがないと述べたとロイターが報じている。ただし、緊急事態宣言中の選挙については、周囲の意見をよく聞いた上で判断したいと、慎重な姿勢を見せているようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が166.11円安と本日の安値圏で午前の取引を終了した。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が高値より1000円以上下落していることや、ソフトバンクG<9984>も125円安と午前の安値圏で取引を終了していることが、相場の重しとなっているようだ。また、寄り付き前に発表された1-3月期の法人企業統計で設備投資が前の期より悪化したことや、為替が円高方向に進展していることもリスクセンチメントを悪化させているもようだ。《FA》

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