関連記事
豪ドル週間見通し:弱含みか、金融緩和策の長期継続予想は変わらず
記事提供元:フィスコ
*14:16JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、金融緩和策の長期継続予想は変わらず
■弱含み、米金融緩和策の早期縮小に対する警戒感高まる
今週の豪ドル・円は弱含み。米金融緩和策の早期縮小を警戒してリスク回避的な豪ドル売り・円買いが優勢になった。ただ、4月雇用統計で失業率は低下、正規雇用は増加し、雇用情勢の改善を期待した豪ドル買いも一部で観測されており、対円レートの下げ幅はやや縮小した。取引レンジ:84円05銭-85円15銭。
■弱含みか、金融緩和策の長期継続予想は変わらず
来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)は雇用改善を最優先課題としているなか、4月の失業率は低下し、正規雇用は増加した。しかし、景気回復ペースは加速していないことから、現行の金融緩和政策が長期間継続されるとの見方は依然として多い。そのため、リスク選好的な豪ドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:83円20銭-85円20銭《FA》
スポンサードリンク