東京為替:1ドル108円80銭台、東京の緊急事態宣言の延長を議論

2021年5月21日 12:00

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記事提供元:フィスコ


*12:00JST 東京為替:1ドル108円80銭台、東京の緊急事態宣言の延長を議論
東京外為市場でドル・円は1ドル=108円80銭台で推移。政府内で東京都の緊急事態宣言の延長論があると、TBSの情報としてブルームバーグが報じている。延長期間は最大で6月20日までの案があるもようだ。また、厚労省は21日、新型コロナウイルスのアストラ製ワクチンについて、「当面は検討を継続する」との方針を示したもよう。当面は公的接種の対象外となる見込みと共同通信が報じている。

一方、東京株式市場は日経平均が124.69円高と上げ幅を縮小して午前の取引を終了した。政府内で緊急事態宣言の延長論があると報じられたことや、厚労省がアストラ製ワクチンを当面は公的接種の対象外としたことで、早期の景気回復への期待感が後退しているもようだ。また、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が19円高と高値より180円程度下落していることや、ファーストリテイリング<9983>が730円高と高値より800円近く下落していることが、相場の上値を抑える要因となっているようだ。《FA》

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