スマレジは上値試す、中期成長期待

2021年4月26日 09:46

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 スマレジ<4431>(東マ)は高機能クラウド型POSレジシステムを展開している。21年4月期は軽減税率特需の反動や新型コロナウイルスの影響などで減益予想としているが、第3四半期累計の利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は上振れの可能性がありそうだ。さらに登録店舗数が増加基調であり、中期成長を期待したい。株価は急伸して上場来高値更新の展開だ。目先的にはやや過熱感だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■高機能クラウド型POSレジシステム「スマレジ」を展開

 高機能クラウド型POSレジシステム「スマレジ」を展開し、小売業、飲食・サービス業の中規模店舗チェーン(2~39店舗)をメインターゲットとしている。

 21年3月末の登録店舗数は9万5062店舗(無料プラン7万5740店舗、有料プラン1万9322店舗)となった。長期ビジョンでは31年4月期にアクティブ店舗数30万店舗、国内市場シェア14%を目指すとしている。

 広告宣伝への集中投下を実行するため当面は費用が先行するが、アクティブ店舗数の増加と顧客単価向上を推進する。またHRサービスとしてスマレジ・タイムカードの成長も加速させる方針だ。

■21年4月期は上振れの可能性

 21年4月期業績(非連結)予想は、売上高が20年4月期比横ばいの32億51百万円、営業利益が9.6%減の6億78百万円、経常利益が9.7%減の6億78百万円、当期純利益が10.1%減の4億91百万円としている。軽減税率導入特需の反動、新型コロナウイルスの影響、先行投資負担などで減益予想としている。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比8.5%減の23億13百万円、営業利益が16.6%減の5億91百万円だった。新型コロナウイルスの影響や販管費の増加などで減収減益だった。ただしクラウドサービス月額利用料が順調に積み上がり、売上総利益ベースでは1.1%増益だった。

 通期予想に対する進捗率は売上高が71.2%、営業利益が87.1%で利益進捗率が高水準であり、通期利益予想は上振れの可能性がありそうだ。さらに登録店舗数が増加基調であり、中期成長を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は急伸して上場来高値更新の展開だ。目先的にはやや過熱感だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。4月23日の終値は6560円、時価総額は約641億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】マーケットのさらなる流動化の享受を期待して証券株、続いて地銀株にも注目(2021/01/25)
日本エム・ディ・エムは21年3月期減収減益予想だが上振れ余地(2021/03/09)
トシン・グループは下値切り上げ、21年5月期は後半挽回期待(2021/03/09)
フェローテックホールディングスは高値更新の展開、22年3月期も収益拡大基調(2021/03/09)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事