トヨタ、カローラツーリングにアウトドア志向の特別仕様

2021年4月5日 16:56

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カローラツーリング「ACTIVE RIDE」(画像: トヨタ自動車の発表資料より)

カローラツーリング「ACTIVE RIDE」(画像: トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]

 トヨタ自動車は2日、カローラシリーズのワゴンモデル「ツーリング」に特別仕様車「ACTIVE RIDE」を追加し、500台限定で注文の受付を開始した。4月19日に発売する。

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 カローラツーリングは、カローラフィールダーの事実上の後継車として、2019年9月17日に発売された。低重心かつワイドで室内空間にゆとりがあり、機能的かつ洗練されたデザインも特徴だ。

 今回の特別仕様車のポイントは2つ。重い荷物を積んでも力強く走れる性能と、アウトドア志向に似合うデザインだ。走行性能はWLTCモード16.6km/Lというワゴンモデル上位クラスの低燃費を軸としている。2.0Lダイナミックフォースエンジンがトルクを高めており、積載量が多くてもパワー負けしない。ハンドリングも専用チューニングを受けたサスペンションのおかげで、安定感を期待できる。

  内外装は特別カラーやアウトドア仕様のパーツなど、随所に工夫が見られる。エクステリアのカラーリングにはブラックマイカ×アーバンカーキの2トーンという特別色をはじめ、4つを採用。撥水加工をともなったファブリックスポーツシートで、海や川のアクティビティの帰りでも汚れを防げる。ダークグレーメタリックのルーフレールはカヌーやサーフボードなど長尺の荷物を固定できるだけでなく、ビジュアルとしてのおしゃれ感も期待できる。

 他にもパーキングサポートブレーキ、9インチの大画面オーディオで運転環境を充実させた。ナノイーXの採用により、ウイルスや菌への対処も可能。清潔感にこだわる人には使いやすい仕上がりだ。

 メーカー希望小売価格は266万円(消費税込)。

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