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ホンダ、F1ラストイヤー開幕に合わせ「開幕記念特別展」開催
本田技研工業は、ホンダF1ラストイヤーとなる2021年シーズンが、3月26日にバーレーンで開幕することに合わせ、「F1 2021シーズン開幕記念特別展」を23日から4月19日まで開催する。開催場所は東京都港区青山にあるHondaウエルカムプラザ青山で、入場は無料となっている。
【こちらも】ホンダF1ラストイヤー、バーレーンテストで開幕
■「F1 2021シーズン開幕記念特別展」開催概要
開催期間: 3月23日(火)~4月19日(月)
展示車両:
・2021シーズン カラーリングマシン(Red Bull Racing Honda)
・Honda RA300(1967年参戦モデル)
・Lotus 99T (1987年参戦モデル)
・RA168E (1988年用エンジン)、
・Honda RA106 (2006年参戦モデル)
・RA806E(2006年用エンジン)
・RA619H(2019年オーストリアGP優勝マシン搭載パワーユニット)
その他: 角田裕毅選手応援コーナー(等身大パネルフォトスポット)、Honda F1フォトギャラリー(Honda F1挑戦の軌跡/F1カメラマン熱田護氏の作品展示)
■展示車両説明
・2021シーズン カラーリングマシン(Red Bull Racing Honda)
2021シーズンのカラーリングを施したマシン。車両ベースモデルはRB16で、2021シーズン用のRB16Bではない。カラーリングの特徴はリヤウイングの「HONDA」ロゴと、セルジオ・ペレスが加入したことにより追加されたフロントウイング翼端板の新たなスポンサーである「telcel」ロゴ。
・Honda RA300(1967年参戦モデル)
ホンダF1第1期のマシンで、RA273の重量過多などの問題により、突貫作業で制作された1台。参戦したのはわずか4戦のみだが、初投入したイタリアグランプリではいきなり優勝を果たした。
・Lotus 99T (1987年参戦モデル)
日本人の中嶋悟氏とアイルトン・セナ氏をドライバーに起用したチーム・ロータスのマシン。エンジンにホンダRA166-EのV6ターボを搭載している。
・RA168E (1988年用エンジン)
ホンダF1第2期で最後の1.5LV6ツインターボエンジン。マクラーレンのMP4/4とロータスの100Tに搭載していた。
・Honda RA106 (2006年参戦モデル)
ホンダF1第3期となる2006年に完全ワークスチームとして復活した時のモデル。ドライバーはルーベンス・バリチェロ氏と、国内レースであるスーパーGTでも活躍したジェンソン・バトン氏。ジェンソン・バトン氏はハンガリーグランプリで優勝している。その後チームは、2008年にブラウンGP、2009年に現在のメルセデスに買収されている。
・RA806E(2006年用エンジン)
前述のRA106に搭載されていたエンジン。2.4LのV8エンジンとなっており、RA806の8は気筒数、06は西暦の下2桁、Eはエンジンをあらわしている。
・RA619H(2019年オーストリアGP優勝マシン搭載パワーユニット)
・現在のホンダF1第4期のマシンであるRB15に搭載されたパワーユニットで、ホンダF1として13年ぶりの優勝に貢献したパワーユニット。今回展示されるのは、実際にオーストリアグランプリを走った実機。
■その他のイベント
・角田裕毅選手応援コーナー
F1初参戦となる日本人ドライバー角田裕毅選手を応援するコーナー。等身大パネルと2021年シーズンのマシンとなるAT02のパネルが設置されている。
・Honda F1フォトギャラリー(Honda F1挑戦の軌跡/F1カメラマン熱田護氏の作品展示)
日本のF1ファンには有名なF1カメラマンの熱田護氏が撮影した作品の展示。角田裕毅選手の走行テストにも同行するなど、ホンダのF1レースでも多数の撮影を行っている。開幕戦のバーレーンでも現地にて撮影を行う予定。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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