ホンダF1ラストイヤー、バーレーンテストで開幕

2021年3月15日 07:11

小

中

大

印刷

RB16B(画像: 本田技研工業の発表資料より)

RB16B(画像: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

  • AT02(画像: 本田技研工業の発表資料より)

 12日から14日まで、2021年シーズンの FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)開幕に向けたテストが、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。

■バーレーンテストの概要

 バーレーンテストは午前と午後の2セッション(4時間ずつ)に分かれて行われる。各ドライバーがチームにより割り当てられた時間に走行を重ねマシンの向上につなげる。これまでテストは日本では見れなかったが、今年のテストはDAZNを通じて見られるようになった。

■ホンダラストイヤーに向けて

 2021年シーズンのホンダは、カーボンニュートラルにシフトするためF1参戦がラストイヤーになる。そのためホンダが開発したPU(パワーユニット)を搭載するのは最後となる。そのPUを搭載するのは、Red Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ)とその姉妹チームである Scuderia AlphaTauri Honda(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)の2チーム計4台である。

■ Red Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ)

 今年のマシンはRB16B。ドライバーは昨年ドライバーズランキング4位になった新加入のセルジオ・ペレスとエースドライバーで昨年3位だったマックス・フェルスタッペン。

 チーム代表のクリスティアン・ホーナー氏は、「パートナーシップの最終年にふさわしいパフォーマンスを発揮する、チームの士気は最大である。ホンダも競争力のあるPUを供給するためにパートナーであるエクソンモービルと一緒に懸命に開発を続けてきた。その献身と情熱に非常に感謝している。Red BullもそれにこたえるためRB16Bを昼夜問わず開発してきた。今年も挑戦に向けた準備ができている」と語っている。

■Scuderia AlphaTauri Honda(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)

 今年のマシンはAT02。ドライバーは昨年初優勝を果たしドライバーズランキング10位となったピエール・ガスリーと、F1の下位カテゴリーで3位になった角田 裕毅である。

 チーム代表のフランツ・トスト氏は、「今年はホンダと戦う4年目のシーズンとなる。これまで多くの情熱、資源を投入し、エンジニアも素晴らしい仕事をしてくれたおかげでPUは高い競争力と信頼性を発揮している。ホンダとアルファタウリは非常に良いパートナーシップを組んでいたので、ホンダがF1を去るのは非常に残念だが感謝している。新たに設立される Red Bull Powertrainsの下で来年以降もホンダのPUの使用が継続できることを楽しみにしている」とコメントしている。

■PU(パワーユニット)について

 ホンダのF1撤退は非常に残念な話ではあるが、Red BullとAlphatauriは来シーズン以降も今シーズンのPUを使い続けることが決まっている。これはホンダ、Red Bull、Alphatauri全員にとってうれしい話となった。

 Red BullとAlphatauriはエンジンサプライヤーではないため、F1に参戦するためにはサプライヤーからPUを供給してもらう必要がある。それには莫大なコストもかかるため、その方針になった場合はF1を撤退するとも話していた。そこでFIAやF1に訴えていたのがPUの開発凍結だ。毎年アップデートされるPUの開発を凍結することで、ホンダが去った後でも今シーズンのPUを引き続き使用することができる。

 結果的にそれが認められ、来シーズン以降もPUを使用できることになった。フランツ・トスト氏のコメントにもあったが、来シーズン以降はRed Bull PowertrainsにてPUのメンテナンスを行う。さらにイギリスにあるHRD-UKの人員もそこで雇用するなどの話も出ており、来シーズン以降もしっかりと体制を整えている。ホンダもできることがあれば積極的に協力していくとも話しているため、これはうれしい話だ。

 さらにホンダF1ファンが驚いたことがある。それは2チームがリヤウイングの中央ロゴにHondaマークを採用したこと。ホンダF1ファンはRed BullとAlphatauriの心意気にうれしく思っていることだろう。Red BullとAlphatauriもこれまでの感謝を込めて配置したとも話している。

 3月26日にバーレーンで開幕を迎えるF1。ホンダラストイヤーをしっかりと応援したいところだ。(記事:キーパー・記事一覧を見る

関連キーワード本田技研工業バーレーンレッドブル

関連記事

広告

写真で見るニュース

  • アマゾンを通じた配送サービスのイメージ(アマゾンジャパン発表資料より)
  • Golf Touran(画像: フォルクスワーゲン グループ ジャパンの発表資料より)
  • 世界初公開となったアウディ・Q4 e-tronシリーズ(画像: アウディジャパン発表資料より)
  • 木星
  • Photo:最後に最上級機種「1300ccのスーパーデラックス」を販売するのが秘訣だった
  • Outback Wilderness(アウトバック ウィルダネス)(画像: スバルの発表資料より)
  • (C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.
  • e-POWERイメージ(画像:日産自動車株式会社発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース