BMW、「X5」「X6」「X7」のディーゼルモデルにマイルドハイブリッド追加

2021年2月27日 16:27

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マイルドハイブリッド搭載が決まったBMW・X7 xDrive40d(画像: BMWジャパン発表資料より)

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 ビー・エム・ダブリューは24日、SUVの「X5」「X6」「X7」のクリーンディーゼルエンジン搭載車に、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを追加すると発表した。燃費効率や運動性能の向上を狙う。

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 BMWではSUVの「X」シリーズを展開しており、X5・X6・X7はその中でもハイパフォーマンスなモデルとして注目を集めている。2000年にBMWのSUVの元祖であるX5が登場し、続いて2008年にX6、2019年にはX7が追加され、Xシリーズは充実したラインアップを展開している。

 今回対象となった3車種には、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを搭載。48Vスターター・ジェネレーターと、電気蓄積用の追加バッテリーを組み合わせたもので、そのパワーは最大8kW/11PS。ジェネレーターは制動エネルギー回生の能力が高く、電気で加速力を高める。

 マイルドハイブリッドテクノロジーは燃費効率を高める効果もある。車体の大きなSUVは燃費が課題だが、X5・X6・X7は強力なハイブリッドによって解決を目指す。

 今回ハイブリッドが追加採用となった車種のうち、X7 xDrive40dには直列6気筒クリーンディーゼルエンジンを採用。BMWツインパワーターボテクノロジーを取り入れたオリジナルモデルで、X7のパフォーマンスを高めている。この結果最高出力は340PSで、現行のxDrive35dを75PS上回った。Xシリーズの最上級モデルにふさわしい進化を果たしたといえる。

 BMWのXシリーズが今回採用したディーゼルハイブリッドは、日本にはないが欧州では近年のトレンドになっている。ディーゼルエンジンは加速時にエンジンへの負荷が大きく、多めの燃料を噴射しなければならない。この場合は排ガス浄化の後処理装置も稼働させなければならず、車体への負担になる。

 マイルドハイブリッドシステムは、モーターの力で車を加速させるため、ディーゼル特有の負担を減らすメリットがある。Xシリーズはハイブリッドを味方につけ、理想の加速力を手に入れたといえるだろう。

 メーカー希望小売価格は、X5 xDrive35dが945万~1043万円、X6 xDrive35dが997万円~1081万円、X7 xDrive40dが1114万円~1286万円。

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