江戸の城下町が小田原に、小田原駅東口再開発で万葉倶楽部が複合商業施設

2020年12月1日 08:07

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ミナカ小田原の開業イメージ(万葉倶楽部発表資料より)

ミナカ小田原の開業イメージ(万葉倶楽部発表資料より)[写真拡大]

 全国で温浴施設を展開する万葉倶楽部は、神奈川県小田原市栄町のJR小田原駅東口再開発で複合商業施設「ミナカ小田原」を4日、オープンする。江戸時代の城下町をイメージした木造棟と14階建てのタワー棟からなり、物販や飲食店のほか、図書館、ホテル、クリニック、コンベンション施設などを集めた。

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 木造棟は「小田原新城下町」と命名された地上4階建て延べ約4,000平方メートル。江戸時代に城下町であると同時に東海道の宿場町として栄えた小田原宿をイメージし、江戸情緒漂う外観に仕上げた。1~3階は商業ゾーンで、地元の逸品や土産物を扱う26店舗が並ぶ。4階は旅籠となり、観光客向けに城下町小田原の風情を感じられる和の宿が入る。

 主な出店店舗は洋菓子の「ちぼりスイーツファクトリー」、「城下町ぷりん」、「グランリヴィエール箱根」、和菓子の「菜の花」、「ことほぎの木」、食パン工房の「HARE/PAN」、水産加工食品の「小田原六左衛門」、小田原バーガーの「金目鯛とくぞう」、着物レンタルの「小田原きらり」、地元グルメの「小田原おでん本店」など。

 タワー棟は鉄骨一部鉄筋コンクリート建て地上14階、地下1階延べ約2万3,000平方メートル。ホテルの「天成園小田原駅別館」、飲食・物販店、健診クリニック、コンベンションホール、ハローワーク小田原、子育て支援センター、市立図書館、保育園など民間31店舗と公共施設が入居する。最上階には展望足湯庭園を設け、市民や観光客がくつろぎながら、市内を一望できるようにする。

 木造棟とタワー棟の間は地元出身で江戸時代の経世家・二宮金次郎にちなんで金次郎広場と命名され、小田原宿を再現した。買い物や飲食を楽しみながら、江戸時代にタイムスリップした感覚にしてくれる。

 「ミナカ」は真ん中という意味の古語で、万葉集では富士山を示す意味で使われている。施設が未来の小田原の中心となる願いを込めた。総事業費は約140億円。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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