トーセは21年8月期減収減益予想だが保守的

2020年10月8日 08:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)  トーセ<4728>(東1)は10月7日の取引時間終了後に20年8月期連結業績を発表した。計画超となり、従来の減収営業減益予想から一転して増収営業増益で着地した。21年8月期は減収減益予想としたが、やや保守的だろう。株価は目先的には減収減益予想を嫌気する動きが優勢になりそうだが、下値は限定的だろう。

■20年8月期は計画超、21年8月期減収減益予想

 20年8月期の連結業績は、売上高が19年8月期比5.3%増の56億35百万円、営業利益が0.6%増の3億65百万円、経常利益が4.3%減の3億87百万円、純利益が9.1%減の2億27百万円だった。配当は19年8月期と同額の25円(第2四半期末12円50銭、期末12円50銭)とした。

 売上高、利益とも計画を上回り、従来の減収営業減益予想から一転して増収営業増益で着地した。デジタルエンタテインメント事業において、スマートフォン向けゲームを中心にロイヤリティ売上が想定より好調に推移し、スマートフォン向けゲーム運営規模が顧客要望で想定を上回った。その他事業ではSI事業の案件が増加し、巣ごもり需要で家庭用カラオケ楽曲配信事業のロイヤリティ売上が伸長した。

 21年8月期の連結業績予想は、売上高が20年8月期比7.4%減の52億15百万円、営業利益が31.4%減の2億50百万円、経常利益が29.2%減の2億74百万円、純利益が28.5%減の1億62百万円とした。配当予想は20年8月期と同額の25円(第2四半期末12円50銭、期末12円50銭)とした。

 人材投資なども影響して減収減益予想としているが、次世代ゲーム機「プレイステーション5」や「Xbox Series X/S」の登場、5G対応モバイルゲームの登場などで、市場の活性化が期待されていることを考慮すれば、会社予想はやや保守的だろう。

■株価は下値限定的

 株価は反発の動きを強めていただけに、目先的には減収減益予想を嫌気する動きが優勢になりそうだが、下値は限定的だろう。10月7日の終値は1009円、時価総額は約78億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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