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話題のクラウドファンディングとは? その仕組みと種類を解説
従来の資金調達方法に代わる、新たな金融システムとして注目を集めているクラウドファンディング。個人や企業、自治体など幅広い業種の人々がクラウドファンディングを利用している。
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だだし中には、名前だけ知っていても具体的な仕組みやその種類について知らない人もいるだろう。そこで本記事ではクラウドファンディングの概要とその仕組み、種類について解説する。
■クラウドファンディングとは
クラウドファンディングは、個人や企業が自らの事業情報をインターネット上で公開し、その事業に対して支援者や投資家からの資金を集めるシステムだ。
語源は、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語であり、インターネットを通して不特定多数の人に情報を届け、広く資金を集められることが特徴となる。
■クラウドファンディングの仕組み
クラウドファンディング事業者は、個人や企業の事業情報をクラウドファンディングサイトで公開する。その事業情報を見た閲覧者は、あらかじめ決められている募集期限内に支援したい事業に資金提供するのだ。
資金は一旦クラウドファンディング事業者に預けられ、募集期限が終了すれば事業を手がける個人や企業に支払われる。支援者は、事業で作られた商品やサービス、もしくは金銭を見返りとして受け取る。
■クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングは、大きく分けると次の3つに分類できる。
・寄付型クラウドファンディング
・購入型クラウドファンディング
・投資型クラウドファンディング
寄付型は、支援者に見返りのないクラウドファンディングだ。募金活動を、インターネットを通じて行なっているとイメージしてもらいたい。事業はNPO法人や公益団体などが実施する被災地支援や環境問題改善など、慈善的活動であることが多い。
購入型では、支援した見返りに事業で作られた商品やサービスをもらえる。見返りは支援前に決められ公開されている。商品やサービスを購入するように支援するため、購入型と呼ばれているのだ。
投資型では、不特定多数の投資家から集めた資金を企業や不動産に出資する。投資であるためリターンは分配金や資産の売却金などによる金銭的なものになる。もちろん、投資先の業績や運用成績によって、元本割れや大きな損をすることもあるだろう。(記事:たけお・記事一覧を見る)
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