【株式市場】NY株高など好感され日経平均は一時349円高まで上げる

2020年8月4日 15:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2505円83銭(310円45銭高)、TOPIXは1546.37ポイント(23.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7899万株

 8月4日(火)前場の東京株式市場は、NYダウ続伸やNASDAQ指数の最高値などを受け、トヨタ自動車<7203>(東)やソニー<6758>(東1)などが大きく上げて始まり、昨4日急落したセブン&アイHD<3382>(東1)も反発。日経平均は184円高で始まった後349円65銭高(2万2545円03銭)まで上げ、前引けまで上げ幅300円台を保った。

 帰省シーズンを前に政府は特段、規制する様子がないとJR東日本<9020>(東1)や東武鉄道<9001>(東1)などが上げ、日本航空<9201>(東1)なども高い。テンポイノベーション<3484>(東1)は第1四半期大幅減益だったが、契約数の6月急回復やサイト訪問者数の急増が注目されて高い。ツインバード工業<6897>(東2)はワクチン運搬器のほか主力の生活家電や理美容健康器具が好調とされ出直り拡大。イグニス<3689>(東マ)は全身脱毛サロン「KIREIMO(キレイモ)」運営会社への製品採用が注目されて連日急伸。RISE<8836>(JQS)はホテル、マンション開発を行うため政府提唱の「ワーケーション」関連株とされ出直り急。

 東証1部の出来高概算は6億7899万株、売買代金は1兆2256億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1644銘柄、値下がり銘柄数は460銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、空運、陸運、海運、繊維製品、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、水産・農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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