虎ノ門ヒルズビジネスタワー商業施設が11日開業、東京の人気飲食店など59店集結

2020年6月10日 16:30

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虎ノ門横丁のイメージ(森ビル発表資料より)

虎ノ門横丁のイメージ(森ビル発表資料より)[写真拡大]

 不動産大手の森ビルは10日、東京都港区虎ノ門の虎ノ門ヒルズビジネスタワー商業施設を11日に開業することを明らかにした。虎ノ門エリア初となる物販フロアが登場するほか、東京の人気飲食店26店など合計59店が集結する。

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 虎ノ門ヒルズビジネスタワーは、総賃貸面積約9万6,000平方メートルの大規模オフィスと、約7,600平方メートルの商業施設などを備えた地下3階地上36階建ての複合タワーで、1月に完成した。このうち、地下1階から地上3階が全59店の商業施設となる。商業施設は当初4月のオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期していた。

 東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅、銀座線の虎ノ門駅と地下通路で直結した。虎ノ門ヒルズ駅は6月6日に開業したばかりだ。1階に都心や臨海部を結び、BRT(バス高速輸送システム)の発着が可能なターミナルが整備され、直結した地下鉄とともに都内各地への移動が便利になっている。近隣の虎ノ門ヒルズ森タワーとは歩行者用デッキで接続されている。

 新名所となりそうなのが、東京の人気飲食店を集めた「虎ノ門横丁」。串焼きの「鳥茂」、フレンチの「エレゾハウス」などこれまで多店舗展開してこなかった名店を含め、合計26店が集まる。この中の「虎ノ門横丁ポップアップレストラン」には、話題の飲食店が期間限定で登場する。

 虎ノ門横丁はコミュニケーションアプリ「ライン」で入場制限時の整理券を発行、店頭に並ばずに順番待ちやお持ち帰りメニューの注文ができる。

 このほか、虎ノ門エリアで初となる物販フロア、スーパーマーケット、レストラン、土産物店が出店し、オフィスで働く人たちの衣食住をサポートするとともに、新しい食やショッピングの楽しみを提供する。出店するスーパーは「福島屋」で、高品質の商品をそろえる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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