東京金見通し:堅調、国内感染者数の拡大が支援材料に

2020年4月10日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:15JST 東京金見通し:堅調、国内感染者数の拡大が支援材料に
TOCOM金 21年2月限・夜間取引終値:5863円(前日日中取引終値比↑86円)

・想定レンジ:5750円-5900円

9日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は、堅調な展開となろう。新型コロナ感染者数が新たに東京で181人、大阪でも92人確認され、国内での拡大ペースに歯止めがかからない。こうした不安定な外部環境を受けて東京金先物はナイトセッション時に大幅に上伸し、7日高値の5859円を更新してきた。本日の日中取引は、ナイトセッション比では大幅な上昇は期待できないだろうが、上述した背景から、引き続き堅調な展開が期待できそうだ。一方、ドル円がやや円高に振れていることは上値を抑える要因として留意が必要だろう。《YN》

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