郵便配達は「クリーンで静か」な電動バイクで、日本郵便とホンダ正式発表

2020年1月20日 13:15

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記事提供元:エコノミックニュース

郵便配達に新型車両、新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用を開始するホンダ製電動二輪車「BENLY e:」、バッテリーは着脱式「Honda Mobile Power Pack」だ

郵便配達に新型車両、新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用を開始するホンダ製電動二輪車「BENLY e:」、バッテリーは着脱式「Honda Mobile Power Pack」だ[写真拡大]

 日本郵便とホンダは、地球環境に配慮した企業活動の一環として、持続可能な郵便・物流事業を推進する目的で、郵便配達業務で使用する電動二輪車として、昨年末に発表した新型のホンダ製電動二輪車「BENLY e:(ベンリィ イー)」を導入すると発表した。

 電動車導入については、2017年3月23日に日本郵便とホンダが協業に関して締結した覚書に基づき、郵便配達業務において、現行の郵政カブなどの二輪車に替わる電動車両を用いた社会インフラ整備に向け、検討を続けてきた。

 これに基づいて、日本郵便では電動二輪車を以下のとおり配備し、2020年1月17日から郵便配達業務での電動二輪車の使用を開始する。

 2020年1月より、新宿・日本橋・渋谷・上野郵便局の4局から使用を開始。東京都をはじめとした首都圏の近距離配達エリアに順次配備するとともに、一部の地方主要都市の郵便局にも配備するという。

 計画では2019年度(2020年3月)までに200台配備。2020年度中に業務上の実用性を見て2000台程度の導入を検討する。この電動二輪車の導入により、2020年度末には東京都内における郵便配達業務用二輪車の2割が電動車となる予定だ。

 駆動用電源は簡便にバッテリー交換できる着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)」を2個使用。走行時にCO2排出のない「クリーン」で「静か」な電動モビリティの優れた環境性能に加え、低回転からトルクを発生するモーターの特性を活かし、荷物積載時でも力強くスムーズな発進性能と登坂性能を発揮する。1回の充電における走行距離は80km前後を実現している。(編集担当:吉田恒)

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