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米国の雇用、個人消費、企業設備投資の動向を引き続き注視へ
記事提供元:フィスコ
*20:32JST 米国の雇用、個人消費、企業設備投資の動向を引き続き注視へ
26日のニューヨーク市場では、堅調な米国株式を意識して、リスク選好的な取引が観測された。豪ドル、NZドル、カナダドルはいずれも対円で上昇。原油高が続いていることも円売り材料となっているようだ。米中通商協議の先行きについて楽観的な見方が増えていることや、米年末商戦はまずまず好調との見方がリスク選好的な取引を後押ししている。
ただ、米長期金利は上げ渋っており、ドル上昇を抑制する一因となっているようだ。米10年債利回りは9月初旬に1.43%近辺まで低下した後に反転し、11月7日に1.97%近辺まで上昇したが、その後は伸び悩んでいる。株高でもインフレ進行の兆候は確認されていないことが、長期金利が伸び悩んでいる要因かもしれないが、雇用、個人消費、企業設備投資の動向を引き続き注視していく必要がありそうだ。《MK》
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