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Google、ウェアラブル大手Fitbit買収へ
GoogleとFitbitは1日、GoogleがFitbitを買収することで最終合意に達したことを発表した(Fitbitのプレスリリース、The Keywordの記事)。
ウェアラブルデバイスのパイオニアとして数年前までは圧倒的なシェアを得ていたFitbitだが、近年のシェアは減少傾向にある。IDCの推計値によれば、Fitbitは2018年のウェアラブルデバイス出荷台数でAppleとXiaomiに次ぐ第3位、4半期単位では2018年第4四半期以降Huaweiに抜かれて第4位となっている。一方、Googleはウェアラブルデバイス向けのWear OSを開発しているが、搭載デバイスは腕時計ブランドやファッションブランドの製品が中心だ。Samsungを含めた2019年第2四半期のウェアラブル市場トップ5ベンダーは現行モデルにWear OSを採用していない。GoogleはFitbit買収を通じ、「Made by Google」ウェアラブルデバイスの市場投入を目指す。
GoogleはFitbitの株式を1株当たり7ドル35セントで取得し、完全希薄化後の株式価格でFitbitの企業価値はおよそ21億ドルになるとのこと。買収は規制当局とFitbit株主の承認を含む慣習的な取引完了条件を前提とし、2020年中に完了する見通しとのことだ。
Googleの親会社AlphabetによるFitbit買収の噂はReutersが9月に報じており、10月末にも再び報じていた。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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