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プレナス、「ほっともっと」190店舗閉店へ 業績予測を下方修正
弁当店チェーン「ほっともっと」等を展開するプレナスは9日、ほっともっと190店舗を今年9月以降に閉店すると発表した。合わせて2020年2月期の連結業績予想について、190店舗の退店に伴う費用の計上により、最終損益を従来予測2.4億円の黒字から8.3億円の赤字へと大幅に下方修正した。国内外におけるほっともっとの店舗数は、直営とFCを合わせて7月末時点で2,749店。
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プレナスは、弁当店チェーン「ほっともっと」、定食チェーン「やよい軒」およびしゃぶしゃぶレストランチェーン「MKレストラン」を国内外に展開する東証1部上場企業。直営とFCを合わせた3ブランドの店舗数は合計で3,397店(7月末時点)。直営店として出店後、業績を軌道に乗せた上でFCへ移管する出店戦略を取っている。
近年は売上を順調に伸ばす一方、原価率の上昇や人材投資に伴う費用の拡大により2019年2月期連結決算では営業利益が赤字に転落。内製化の推進による歩留まり向上や、付加価値商品のプロモーションによる客単価アップによる業績改善を図っていた。
ほっともっと事業については、人件費など店舗運営費用の上昇からFCへの移管が困難となっている直営店190店を、9月以降に閉鎖。FC化を見込むその他の直営店へ経営資源を集中させる。190店の閉鎖に伴い、原状回復費用等6億6200万円、店舗固定資産の減損損失8億3600万円のコストが発生。また、資産除去債務9億5000万円を追加計上する。
合わせて発表された2020年2月期の第2四半期および通期の連結業績予想は、これらの影響を受け下方修正を行った。2020年2月期第2四半期は、売上高が771億円(前回発表予想787億円、2%減)、営業利益が2.7億円(同3.9億円、30.8%減)、最終損益は7.4億円の赤字(同2.0億円の赤字)へと下方修正した。
2020年2月期通期では、売上高が1,533億円(前回発表予想1,592億円、3.7%減)、営業利益が6.5億円(同21億円、69.5%減)、最終損益は2.4億円の黒字から8.3億円の赤字へと下方修正した。(記事:dailyst・記事一覧を見る)
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