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YAMAHA、フロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティの実証実験開始
モーターサイクルのようにリーン・傾斜して旋回する3輪の電動車両「YAMAHA TRITOWN」[写真拡大]
ヤマハ発動機は、7月13日~8月11日の週末を中心に、新潟県長岡市の「国営越後丘陵公園」において、フロント2 輪の小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN(トリタウン)」の実証実験を行なうと発表した。
今回の実証実験は、「TRITOWN」を用いた有償の「国営越後丘陵公園」のガイドツアーとなり、利用した人からのご意見をもとに、サービスの有用性、集客性、商品性の検証を実施する。
「TRITOWN」は、LMW(Leaning Multi Wheel:モーターサイクルのようにリーン・傾斜して旋回する3輪以上の車両の総称)機構を備えたフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティで、インホイールモーターによる駆動で、最高時速25km/hだという。ライダー自身のバランスコントロールによって姿勢制御を行なうシンプルな機構で、電車?バスなどを乗り継いだ後、ラストワンマイルの楽しい移動に貢献するモビリティだとしている。「東京モーターショー2017」「CES 2019」などに参考出品し、会場を沸かせた新時代のモビリティだ。
ヤマハは、2018 年12 月11 日に、「ART for Human Possibilities」を標榜して、2030年長期ビジョンを発表した。今回の取り組みは、その中の “Transforming Mobility”(モビリティの変革)を目指す活動の一環である。
具体的な開催日時は、7月13日(土)~7月15日(祝)、7月19日(金)~7月21 日(日)、7月26日(金)~7月28日(日)、8月9日(金)~8月11日(日)で、TRITOWN を5台使って実施する。実施時間はそれぞれ10:00~、11:45~、14:30~、16:15~。各回受付時間は開始時間15分前とし、利用料金は2500円(税込)だ。(編集担当:吉田恒)
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