イオンスタイル岡山青江、岡山市北区の旧イオン岡山店跡に7月オープン

2019年6月27日 07:00

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イオンスタイル岡山青江のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)

イオンスタイル岡山青江のオープンイメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールは岡山市北区青江の旧イオン岡山店跡に7月26日、イオンスタイル岡山青江をグランドオープンさせる。スーパーを核に直営10店とテナント10店が入居し、生活必需品がワンストップでそろう地域密着型の店舗を目指す。

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 イオンスタイル岡山青江は約2万8,000平方メートルの敷地に建つ鉄骨平屋建てで、売り場面積が約7,700平方メートル。このうち、直営部分が約5,500平方メートル、テナントが約2,200平方メートル。売り場面積は旧イオン岡山店時代のざっと6割の規模になる。約420台分の駐車場と約250台分の駐輪場を用意する。

 スーパーの食品売り場には地元のJA岡山による産直コーナーが設けられ、取れたての新鮮野菜や特産のブドウ、白桃など旬の果実を販売する。笠岡港や下津井港などで水揚げされ、直送便で届いた瀬戸内の魚介類、「清麻呂」、「きびの桃豚」など岡山特産の食肉にも力を入れる。

 酒類は地元の蔵元を中心に約250種の日本酒、岡山県内にある「サッポロ岡山ワイナリー」など4つのワイナリーから約30種のワインを集めるなど、岡山の地物にこだわった商品構成とする。このほか、対面販売の総菜コーナー、約130席のイートインスペースを設ける。

 専門店は中四国初出店となるインナーカジュアルストアの「アイシー」、世界各国のコーヒー豆、調味料をそろえた「カフェランテ」、健康づくりサポートの「サルーステーション」、美と健康の専門ショップ「グラムビューティーク」などが出店する。

 現地は岡山赤十字病院が近くにある北区南部の住宅地。北区ではJR岡山駅近くでイオンモール岡山が営業しているが、イオンスタイル岡山青江の半径3キロ圏内には約16万世帯、約33万人が居住しており、これを商圏に設定した。

 旧イオン岡山店は1976年、ジャスコ岡山店として開業し、2011年にイオングループのブランド統合でイオン岡山店に名称を変更したが、施設の老朽化などから2014年9月で閉店した。現在、イオン岡山店の名称はイオンモール岡山の核店舗に使用されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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