トヨタ、ミャンマーで車両生産会社「TMY」設立 2021年生産開始

2019年6月3日 10:04

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記事提供元:エコノミックニュース

トヨタがミャンマーに設立するToyota Myanmar Co., Ltd.で生産を開始するピックアップ、ハイラックス

トヨタがミャンマーに設立するToyota Myanmar Co., Ltd.で生産を開始するピックアップ、ハイラックス[写真拡大]

 トヨタ自動車は、同社初となるミャンマーの車両生産会社、Toyota Myanmar Co., Ltd.(TMY)を設立し、2021年2月よりピックアップ、ハイラックスを現地生産することを決定。5月30日に正式に発表した。

 ミャンマーにおける自動車市場は、経済の発展に伴い、2018年市場の新車販売約1.8万台、前年比2.1倍増と新車需要が大幅に伸長しており、トヨタは現在、ミャンマーにおいて、輸入車としてハイラックス、ヴィオス、ラッシュなどの車両を販売している。が、今後も着実に拡大する市場を見据え、今年6月にTMYを設立し、より多くのユーザーがトヨタ車を選べるよう、取り組みを進めていくという。

 TMYの新工場は、最大都市ヤンゴンの南部近郊に位置するティラワ経済特区に建設を予定しており、投資額は約5260万米ドルを見込んでいる。新規雇用従業員は約130人を予定しており、2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン方式)でハイラックスを年間能力約2500台で生産をスタートさせる予定だ。

 トヨタは、今後もミャンマーのニーズに合った商品やサービスの提供に尽力すると共に、ミャンマーの産業の発展に貢献すべく、現地生産を通じて、モノづくり人材の育成に努めていくと発表した。(編集担当:吉田恒)

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