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パナソニック、既存の同軸ケーブル使いアナログをHD化する監視システム発売
「HDアナログ」シリーズのシステム構成例(パナソニック発表資料より) [写真拡大]
パナソニックは、既設の監視カメラシステムで使われている施工済みの同軸ケーブル配線を再活用して、容易に高解像度フルHD映像による監視システムに機能アップできるシステム、「HDアナログ」シリーズを2019年8月より発売する。HDアナログシリーズは、HDアナログカメラ8機種、HDアナログディスクレコーダー3機種、カメラ駆動ユニット2機種より構成され、現場に合わせて内容を選択できる。
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近年、種々のトラブルに備えるため、より高解像度の監視カメラの設置が望まれるようになってきている。高解像度監視防犯システムは、IPシステム化されLANケーブル等によるネットワーク構築が必要で、アナログでの監視システムを長年使用していた建物では、配線工事からやり直す必要があった。
そこでパナソニックでは、現在使用されている監視システムの同軸ケーブル配線を使うことで、簡単に高解像度フルHD映像による監視システムを構築できる機器を開発した。このシステムでは、IPシステムで必要なネットワーク等の煩雑な設定作業を必要とせず、既設の同軸ケーブルにカメラ部と録画部を接続するだけで、機高解像フルHD(1920x1080)での表示と記録が可能となる。
HDアナログシリーズでは、既設同軸ケーブル長が100メートルを超える距離まで高解像度化が可能で、カメラ部に赤外線照明を内蔵しているため、ゼロルクス環境でも最長40メートル先までの視認を実現している。
今後パナソニックでは、これまでのアナログの監視機器(カメラ、レコーダー、関連機器など)の生産、販売を順次終了し、本製品群へ切り替えて行くという。
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