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Tesla Model 3、Consumer Reportsの推奨製品認定を再び逃す
Consumer Reports(CR)は21日、CR会員を対象にした調査で信頼性スコアが大幅に低下したことを受け、Tesla Model 3から再び推奨製品の認定を外したことを発表した(Consumer Reportsの記事、The Vergeの記事、Ars Technicaの記事、SlashGearの記事)。
CRは昨年、Model 3の制動距離テストの結果が悪かったことから推奨製品に認定しなかったが、その後ソフトウェアアップデートにより大きく改善したため推奨製品に認定していた。
今回の調査は過去12か月間に発生した問題に関するもの。Model 3のサンプルサイズは前回から倍近くまで増加し、回答者数は500人を超えたという。ちなみに、JATO Dynamicsの調査結果によると、Model 3は2018年に世界で最も売れたEVとなっている。
CR会員が報告した信頼性の問題としては、塗装や内装の問題やガラスのひび割れ、タッチスクリーンの反応が異常になるといったものだ。一方、動力関連の問題は内燃機関を動力とする従来の自動車に比べて少ないとのこと。
CRはModel 3発売当初の2017年、Model Sの調査結果に基づいて信頼性スコアを予測し、Model 3に平均的なスコアを与えていた。Model 3は昨年10月にも平均点を維持していたが、今回の調査では平均を下回った。この結果に対してTeslaでは、設計や製造工程の改善により、報告された問題については大幅に改善したと回答しているそうだ。
オーナーから熱烈な支持を受けるTesla車は満足度スコアが高い一方で信頼性スコアは低い。Model Sは平均を上回ったり下回ったりしており、2018年10月には主にサスペンションの問題でCR推奨製品から外れている。また、Model X SUVの信頼性スコアは常に平均以下であり、CR推奨製品になったことはない。
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