アウディの「TT」、新型が欧州で受注開始 TT20周年記念モデル

2018年12月8日 19:56

印刷

特別限定モデル「TT 20 years」。(画像:アウディ ジャパン発表資料より)

特別限定モデル「TT 20 years」。(画像:アウディ ジャパン発表資料より)[写真拡大]

  • インテリア
  • 新型Audi TT
  • インテリア

 Audi(アウディ)は、改良を施したAudi TTシリーズの受注を、欧州において12月4日より開始した。

【こちらも】アウディのEV第3弾「Audi e-tron GT concept」、LAショーで世界初公開

 TTは1998年に登場したスポーツカーである。車名のTTはレースイベント「ツーリスト・トロフィー」に由来し、2006年と2015年にフルモデルチェンジが行われている。

 また、TT20周年を記念して、特別限定モデル「TT 20 years」も999台限定で生産される。この記念モデルは、初代TTがデビューした1998年という年を思い起こす数々の専用装備を備えている。インテリアは当時東京モーターショーで展示されたコンセプトモデルのインテリアを現代的に解釈したもので、バッジにはシリアルナンバーが刻印され、ステアリングホイールとシフトレバーノブには「TT 20 years」エンブレムを装着する。

 エクステリアのハイライトは、光沢メタルグレイの19インチアルミホイール、マトリクスOLEDリヤランプ、サイドシルに設置された艶消しフォーリングスである。

 新型TTは、スポーティーな個性に磨きをかけるべく、2種類の直噴ガソリンエンジンのモデルがある。エクステリアデザインはかつてないほど鋭さを増し、シングルフレームグリルは立体的造形を持ち、両サイドに設置されたエアインテークは路面に低く構えたような印象を生み出す。

 リヤは、水平なラインでコンパクトながらも幅広い印象を強調する。なおオプションとして、LEDヘッドライトまたはダイナミックターンシグナルを備えたマトリクスLEDヘッドライトが用意されている。

 ボディーカラーも新色が追加され、コスモスブルー、パルスオレンジ、ターボブルーの3つが加わった。インテリアにもエアベントのインナーリングに、サテンオレンジとターボブルーの新色が追加されている。

 なお、日本での発売時期、価格などは未定である。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事