大和リースの複合商業施設「ブランチ松井山手」、京都府京田辺市で14日開業

2018年12月5日 20:52

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ブランチ松井山手の開業イメージ(大和リース発表資料より)

ブランチ松井山手の開業イメージ(大和リース発表資料より)[写真拡大]

 大和ハウスグループの大和リースが京都府京田辺市山手中央のJR松井山手駅前で整備していた複合商業施設のブランチ松井山手が、14日にグランドオープンする。同社のブランチ業態の複合商業施設は全国5カ所目となり、当日は盛大な開業イベントが予定されている。

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 施設は京阪電鉄不動産が所有する約1万3,000平方メートルの土地を大和リースが30年間の事業用定期借地で借り受け、鉄骨地下1階地上2階建て延べ約2万平方メートルの商業棟と鉄骨5階建ての駐車場棟を整備した。

 入居するテナントは物販、飲食、各種サービスを併せて計32店。1階は「眼鏡市場」、生活雑貨の「Aming」、エクステリアの「そとや工房」、懐石料理の「梅の花」、ハンバーグ・ステーキバルの「KOKORO29」など19店が入る。

 2階は100円ショップの「ダイソー」、キッズステーションの「ママスクエア」、ボルタリングジムの「ROCK MATE」、ベネッセの英語教室「BE studio」、エステサロンの「POLA」など10店が入居する。駐車場は330台分を用意したほか、自転車150台分、オートバイ15台分の駐輪場も整備している。

 開業イベントは14日正午から午後7時前まで1階の大屋根広場で開かれる。テナント業者のインタビューのほか、チェロの弾き語りや和楽器演奏、マルシェなど多彩なプログラムが予定されている。

 京田辺市は大阪府、奈良県との府県境に近い場所にある人口約7万3,000人のベッドタウンで、同志社大学のキャンパスが置かれ、けいはんな学研都市の一角に位置づけられている。人口はこのところ急増しており、北陸新幹線の大阪延伸に伴い、松井山手駅に新幹線新駅の設置が検討されている。

 大和リースはブランチ業態の複合商業施設を神戸市垂水区のブランチ神戸学園都市、神奈川県茅ケ崎市のブランチ茅ケ崎、仙台市泉区のブランチ仙台、福岡市東区のブランチ福岡下原の4カ所で運営しているが、関西地区有数の発展を遂げる京田辺市に目をつけ、全国5カ所目となる施設整備を進めていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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