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レクサス、フラグシップセダン「ES」を日本初販売
レクサスの基幹車種、フラグシップモデルに位置付けられるセダンでありながらこれまで日本国内では発売されてこなかった「ES」が、1989年の初発売以来29年目、第7代のモデルにして初めて日本国内で発売された。10月24日から、全国のレクサス店を通じて販売されている。
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大きな特徴の一つが、量産車としては世界初の採用となる「デジタルアウターミラー」。簡単に説明すれば、バックミラーがデジタル化されているのである。車両のフロントドア外側には鏡の代わりにカメラがあり、それで撮影した車両左右後方の映像を、フロントピラー部に設置された5インチディスプレイに表示する。カメラは雨に影響されにくい形になっており、またディスプレイも室内にあるので、天候に影響されることの少ない優れた後方確認手段となる。また同時に、ミラーが視界を遮ることがないので、斜め前方の見通しもよくなっている。
エクステリアは重心を低くし、ワイド&ローのプロポーションで「走り」を予感させるスタイルとなっている。ボディ形状はクラストップレベルの空力性能を目指し、室内空間は広く快適で、使用されている素材の質感も高く、細部の造形まで機能美と上質さにこだわっている。
ボディカラーはアイスエクリュマイカメタリック、サンライトグリーンマイカメタリックなどの新規開発色を含め、多彩なバリエーションが用意されている。
インテリアはレクサス独自のコンセプトに基づき、ドライビングの高揚感とくつろぎ・ゆとりを両立させたデザインとなっている。前席シートバックはステアリング操作がしやすいショルダー形状となっており、またレイアウトは姿勢や視点移動をあまりしなくてディスプレイやスイッチ類を操作できるデザインとなっている。
価格は「ES300h」が580万円(消費税込、以下同)、「ES300h“F SPORT”」が629万円、「ES300h“version L”」が698万円。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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