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ヤフーがヤフー台湾らと提携 ヤフオク!商品を台湾でも掲載
システムのイメージ。(画像:ヤフー発表資料より)[写真拡大]
ヤフーは、ヤフー台湾ホールディングス リミテッド、tensoと業務提携を行い、同社の運営する「ヤフオク!」の出品商品を、ヤフー台湾の運営する「ヤフー奇摩(キモ)オークション」にも掲載されるように連携を開始した。
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これにより、「ヤフオク!」の出品物はヤフオク!それ自体の利用者に加えて台湾の「ヤフー奇摩オークション」の利用者にも取引対象を拡大し、またtensoによる海外発送代行サービスを利用できるようになり、国際取引に伴う様々な困難に個人で対応する必要なく、国内での取引と同じ感覚で台湾と取引を行うことができるようになった。
そもそも「ヤフオク!」であるが、元から国際取引そのものはごく普通に行われていた。特に、日本は別とした世界の国と地域の中で、台湾からの購入額はトップであったという。特に人気があるのは、「おもちゃ、ゲーム」「ファッション」「アンティーク、コレクション」らのカテゴリーであるという。
具体的には日本のキャラクターグッズ、日本で限定販売されているブランド品、メイドインジャパンの工芸品などといった、台湾では手に入りにくい類のものである。
tensoは、海外購入・海外発送代行サービス「Buyee」を運営している企業である。今回の提携により、台湾との間での取引に際しては、台湾向け出品ページの開設、多言語によるカスタマーサポート、物流のサポートなどを同社が行う。Buyeeは商品の落札の代行も行っており、売買の成立後に、日本の出品者は日本国内にあるBuyeeの倉庫あてに商品を送れば、あとはBuyeeが代わって購入者の手元に商品を配送する。
なお、日本を訪れる台湾人の数は2017年に過去最高の456万人超を数えている。台湾の人口の約5分の1に相当する数である。今後とも、よいビジネス上の関係が続くことを願いたい。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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