ソフトバンクGの値動きが投資家のセンチメントを左右/東京株オープニングコメント

2018年8月7日 08:39

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記事提供元:フィスコ


*08:39JST ソフトバンクGの値動きが投資家のセンチメントを左右
 7日の日本株市場は、ソフトバンクG<9984>がけん引するものの、全体としては引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。6日の米国市場はNYダウ、ナスダックともに上昇。貿易摩擦問題を巡る米中関係悪化への警戒感から売りが先行したが、主要企業決算が好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の22540円。円相場は1ドル111.30銭台で推移している。まずは米株高の流れを受けて自律反発が意識されよう。

 ソフトバンクG<9984>は6日、18年4-6月期(1Q)決算を発表。営業利益は前年同期比49%増の7149億円となり、この期間として過去最高を更新。市場コンセンサス(4500億円程度)を大きく上回っている。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの事業利益は2399億円となり、国内通信の2217億円を上回っている。決算を受けてADR市場では日本の終値換算で6%を超える上昇となっており、指数インパクトの大きい同社の強い動きが日経平均をけん引する格好になりそうだ。本日はソフトバンクGが、投資家のセンチメントに影響を与えそうである。

 一方で昨日の日経平均は22500円を挟んでの狭いレンジ取引が続いた。大成建<1801>の決算後の急落によって、より決算を見極めたいとするムードが強まったであろう。参加者が限られるなか、決算内容次第で資金が集中しやすく、よりイレギュラーな価格が形成されやすい面もありそうだ。短期売買としても決算内容を冷静に見極めてからの参加といった形でリスクを抑えたいところである。

 その他、指数イベントとして「JPX日経インデックス400」の構成銘柄定期入れ替えが発表(実施日は8月31日)されることから、候補銘柄などには思惑的な資金が流入する可能性がある。《AK》

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