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スパコン「TOP500」、2018年6月版発表 中国がトップから陥落
6月25日、世界スーパーコンピュータ性能ランキング「TOP500」およびエネルギー効率の高いスーパーコンピュータランキング「GREEN500」の2018年6月版が発表された(TOP500の発表記事、TOP500リスト、GREEN500リスト)。
今回のランキングでは2016年6月以来トップだった中国「神威太湖之光(Sunway TaihuLight)」が2位に転落、新たに米エネルギー省オークリッジ国立研究所のスーパーコンピュータ「Summit」が1位の座を獲得した(Summit発表時の記事)。米国勢は3位にも米エネルギー省ローレンス・リバモア国立研究所の「Sierra」が新たにランクインしている。
4位は中国の「天河2号(Tianhe-2)」。また、5位には新たに産業技術総合研究所の「ABCI」がランクインした(産総研の発表)。
6〜10位は前回5〜8位だった米国のTitan及びSequoia、Trinity、Coriがランクインしている。なお、前回4位だった独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「暁光(Gyoukou)」はPEZY Computing社の助成金受給疑惑の影響で撤去されたため今回はランクインしていない。
また、GREEN500については前回同様PEZY Computing/Excascalaerが手がけたシステムが1〜3位にランクインした。また、TOP500で1位だったSummitがGREEN500でも5位にランクインしている。
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