トヨタ、「ヴィッツ」に歩行者検知システム 特別仕様車も設定

2018年6月1日 07:19

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トヨタ・ヴィッツ・HYBRID U(画像: トヨタ自動車)

トヨタ・ヴィッツ・HYBRID U(画像: トヨタ自動車)[写真拡大]

  • 特別仕様車「F“Safety EditoionII”」
  • 特別仕様車「F“Amie”」
  • 「F“Amie”」インテリア
  • 「F“Safety EditoionII”」インテリア

 トヨタ自動車は5月31日、ハッチバック型乗用車「ヴィッツ」に安全運転機能を追加すると同時に、特別仕様車「F“Safety EditoionII”」と「F“Amie(アミ―)”」を発売した。

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 「ヴィッツ」は1999年に発売されたトヨタのハッチバック型乗用車。衝突安全性能や環境性能の高さが評価され国内で爆発的にヒットし、日本のコンパクトカーに影響を与えた。海外でも「ヤリス」という名前で親しまれている。

 今回の改良ではトヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」に単眼カメラとミリ波レーダーを使って夜間だけではなく、昼間の明るい時間帯の歩行者も検知対象に入れた「プリクラッシュセーフティ」を採用。また、駐車場などでよく起きるアクセルとブレーキの踏み間違いによる衝突の被害軽減をサポートする先進的な安全機能「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を新たにオプション設定した。(1.0L車を除く)

 そして「HYBRID F」と「F」をベースにした特別仕様車「F“Safety EditoionII”」「F“Amie(アミ―)”」も発売。「F“Safety EditoionII”」は「Toyota Safety Sense」と「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を特別装備。安全性能を高めた1台に仕上げた。

 「F“Amie(アミ―)”」はブラックを基調としたインテリアにカッパー加飾を施しておしゃれで落ち着いたデザインに。シートにはスエード調ファブリックと合成皮革を組み合わせた専用シートを特別装備。上質な雰囲気を醸し出す魅力的な仕様としている。それに加えて、「Toyota Safety Sense」と「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を装備。上質でありながらも安全性能も十分な特別仕様車だ。

 価格は118万1520円~222万6960円。

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