【銘柄フラッシュ】イグニスなど急伸しヴィスコ・テクノロジーズは1対8の株式分割など注目されストップ高

2018年2月28日 17:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 28日は、東証1部の値上がり率1位が2日続けてサイバーコム<3852>(東1)となり、昨日から「5G」(第5世代移動通信システム)関連銘柄への人気が再燃する中で「本命株」に物色を絞り込む動きとされて2日連続ストップ高の24.8%高。

 2位はブイ・テクノロジー<7717>(東1)の10.5%高となり、業績見通しの増額修正などを受けて2月中旬からの上げが目立つ中で、28日は東海東京調査センターが目標株価を2万5000円から一気に4万円に引き上げたと伝わり一段高。

 3位はTDCソフト<4687>(東1)の10.1%高となり、27日に業績見通しと配当予想の増額修正を発表したため注目再燃となり戻り高値を更新。

 パシフィックネット<3021>(東2)は2月21日から23日までインテックス大阪で開催された「第2回【関西】情報セキュリティEXPO」に出展し、6人体制のブースに各日とも絶え間なく100名以上が来場したとのことで改めて注目された様子で11.0%高となり出直りを強めた。アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は教科書のデジタル化関連株とされて10.4%高と再び急伸。

 イグニス<3689>(東マ)はVR(仮想現実)空間上でライブイベントを開催できるバーチャルライブプラットフォームの自社開発を含む大型プロジェクトの発表が注目されてストップ高の23.5%高。ディー・ディー・エス<3782>(東マ)は未定だった今期・18年12月期の業績見通しを27日に発表し営業黒字転換としたため注目され17.4%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)はゲームソフトの中でも低価格販売が多いダウンロード専売タイトル向けにミドルウェアを導入しやすい新料金プランを開始したとの発表などが材料視されて後場一段高の7.2%高。

 シーズメン<3083>(JQS)は第三者割当増資などによる資金調達が好感されて3日連続ストップ高の20.7%高。ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>(JQS)は株式8分割と業績見通しの増額などが好感されてストップ高の18.2%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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