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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米国休場でドル売り手控えも
記事提供元:フィスコ
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米国休場でドル売り手控えも
今日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。前週からのユーロ高の影響で、ドルに下押し圧力がかかりやすい地合いが続く見通し。ただ、米国市場がキング牧師誕生日の祝日による休場で、材料難のなか一段の売りは想定しにくい。
11日に公表された欧州中央銀行(ECB)の12月理事会議事要旨から、2018年はガイダンスの段階的な変更を検討する可能性が示された。それをきっかけに現行の量的緩和政策を修正するとの観測を背景としたユーロ買いに振れている。ドイツのメルケル首相による大連立に向けた協議の開始も、ユーロ押し上げ要因。12日の取引では、米国の12月消費者物価指数(CPI)が底堅い内容となったにもかかわらず、ユーロ・ドルは2014年12月以来の高値圏に水準を切り上げた。週明け東京市場でもなおユーロ買いの流れが続き、1.22ドル台でじりじり上げる展開となった。その影響もありドル・円は111円を割り込んでいる。
今晩の海外市場でもユーロ買い・ドル売り基調が続くとみられ、ドル・円にはさらに下押し圧力がかかることで、110円台前半に値を下げる可能性がありそうだ。ただ、ユーロの高値警戒感も意識され始め、ユーロ・ドルの1.22ドル台での買いは慎重になる可能性もある。また、ドル・円が大方の市場関係者が想定する110-115円のレンジ下限に近づくなか、米国市場の休場による材料難からドル売りに慎重になりやすい面もあると考えられる。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】・19:00 ユーロ圏・11月貿易収支(10月:+189億ユーロ)・米国休場(キング牧師誕生日)《CS》
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