【株式市場】好業績株や材料株が個別に値を飛ばし日経平均は4日ぶりに反発

2018年1月15日 15:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万3714円88銭(61円06銭高)、TOPIXは1883.90ポイント(7.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億2170万株

 15日後場の東京株式市場は、今夜の米国市場がキング牧師生誕記念の休場のため、株価指数連動型で大きく投資する動きは少ないとされ、好業績株や材料株が個別に値を飛ばした。ファーストブラザーズ<3454>(東1)が11月決算発表で今期の2ケタ増益見通しを出したことなどが好感されて前場からストップ高に張りついて推移し、キヤノン<7751>(東1)は対ユーロでの円安が材料視されて一段と強含んだ。日経平均は前引の水準(54円81銭高の2万3708円63銭)をはさんで一進一退だったが堅調で4日ぶりに反発。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、東京建物<8804>(東1)が一段ジリ高など不動産株が引き続き高く、約1年半先の消費税引き上げを意識した思惑買いなどとの見方。フィル・カンパニー<3267>(東マ)は11月決算と今期の大幅増益予想が好感されてストップ高。アサカ理研<5724>(JQS)は金相場の上昇傾向などが材料視されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億2170万株(前引けは7億5561万株)、売買代金は2兆4901億円(同1兆2652億円)。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は1162(同1223)銘柄、値下がり銘柄数は812(同754)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は23業種(同24業種)となり、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、銀行、不動産、海運、保険、サービス、陸運、ゴム製品、情報・通信、精密機器、電気機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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