2018年の注目テーマは?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

2017年12月26日 20:05

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記事提供元:フィスコ


*20:05JST 2018年の注目テーマは?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラント証券のコラムで「2018年の注目テーマ」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

今年も残りわずかとなりましたが、2018年はどんな年になるのでしょうか?テーマに注目しながら、2018年に盛りあがりそうな銘柄を見ていきましょう。

同コラムによると『2018年は各国の中央銀行が量的緩和政策から引き締め政策に転換していくものと見られ、株式市場にとっては正念場となる年』となりそうです。『中長期的に有望な分野には資金が向かう』と見られます。有望な分野として同コラムで取り上げているのは『量子コンピューター、全固体電池、無人化・自動化技術』です。これらは、依然から注目され続けているテーマもありますが、『2018年もトレンドワードとして相場の材料になる可能性が高い分野』だと同コラムでは述べています。

量子コンピューターについてですが、同コラムによると『量子とは物質を形成する原子や光の粒である光子などの素粒子などを言います。量子コンピューターは極めて小さい量子の物理現象を利用した超高速で処理が可能なコンピューター』のことだと同コラムでは述べています。量子コンピューターに関連する日本株は少なく、『量子コンピューターの製造側よりも利用側』に恩恵がありそうだという事で、同コラムではいくつか銘柄を紹介しています。

例えば、リクルートHD<6098>は、傘下のリクルートコミュニケーションズが、量子コンピューターをマーケティング、広告の最適化に利用するため、Dウェーブ・システムズとの共同研究を本格化することを2017年5月に発表しています。ブレインパッド<3655>は、人工知能(AI)、機械学習、データ解析関連のサービスを提供する同社ですが、量子コンピューターが同社のビジネスとの相性が良いと考えられます。エヌエフ回路設計ブロック<6864>は、電子計測器を手掛ける同社の製品に、量子コンピューターにおける超電導デバイスの信号増幅を用途とする機器があります。

その他、【全固体電池、無人化・自動化技術】に関連する銘柄を同コラムで紹介しています。どの銘柄もeワラントでの取引が可能な銘柄です。テーマ性を帯びる銘柄は、値動きが大きいため、eワラント取引ではメリットがあります。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の12月15日付のコラム「2018年の注目テーマ」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子《DM》

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