ホンダ「オデッセイ」がマイナーチェンジ、「Honda SENSING」全車標準に

2017年11月20日 22:31

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記事提供元:エコノミックニュース

マイナーチェンジした新型オデッセイ、写真は「HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING」、価格は415.0万円

マイナーチェンジした新型オデッセイ、写真は「HYBRID ABSOLUTE・EX Honda SENSING」、価格は415.0万円[写真拡大]

 5代目ホンダ上級7 & 8シーターミニバンであるオデッセイが、マイナーチェンジして11月17日に発売となった。現行オデッセイは、2013年11月に登場し、3列シートすべての乗員が広く快適で上質な室内空間、そして高い走行性能を高次元で両立した上級ミニバンを目指し開発したモデルだ。

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 現行オデッセイは、初めてリアにスライドドアを採用し、天井高を上げるだけでなく、床面高を下げる「超低床プラットフォーム」を構築。歴代モデルを凌ぐ広い室内空間と、デビュー以来定評のあった爽快で安定した走行性能を確保した。

 今回のマイナーチェンジでは、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」を全タイプに標準装備し、デザインや装備、使い勝手などを向上させたとする。

 オデッセイ全車に標準搭載する「Honda SENSING」は、ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識とブレーキ、ステアリングの制御技術が協調し、安心・快適な運転や事故回避を支援。ハイブリッドモデルでは、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に渋滞追従機能を追加。前走車がいない場合は設定した車速を自動で維持し、前走車がいる場合は自動で加減速をして適切な車間距離を保つよう支援し、高速道路などでの運転負荷軽減を図る。

 エクステリアデザインは、フロントのバンパー、グリルのデザインを変更し、力強い印象のフロントマスクに仕上げたほか、LEDフォグライトを標準装備し、全タイプのエクステリアデザインを統一した。新規にデザインしたアルミホイールは、しなやかな乗り心地と安定感を追求し、足元を引き締める精悍なデザインとした。

 新型オデッセイの価格は、ハイブリッド車が、375.0万円から415.0万円。ガソリンエンジン車が、298.0万円?365.36万円。月販目標は1500台。(編集担当:吉田恒)

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