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スバル史上最高のチューニングカー、「S208」を発表
10月27日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー」(メディア公開は25日から)。その東京モーターショーでスバルがスポーツカーファンを喜ばせる車を発表した。その車は「S208」だ。
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S208は2015年に発売された「WRX STI」をベースにしたコンプリートカー「S207」の後継車。WRX STI D型をベースに開発されたS208は「Sports Always!~究極のロードゴーイング STI」のコンセプトを掲げて登場。乗る人全てに、走る喜びと楽しさを与えてくれること間違いなしの1台だ。
スペックも前作のS207よりも進化している。エンジンのバランス調整を行い、ボールベアリングターボや強化インテークダクト、インタークーラーウォータースプレー、S208専用のマフラーを装着。前作のS207は328馬力から329馬力にアップ。過去最強の馬力を引き出すことに成功した。そして、走りを楽しむ上で欠かせないのが足回り。11:1の切れ味のあるステアリングギア比、STI独自のフレキシブルサポートにフレキシブルタワーバー、ドロースティフィナー、サポートフロントキットを標準装備。操作性も申し分なしになりそうだ。
外装には大型フロントアンダースポイラーが装着され、ニュルブルクリンク24時間耐久レースをイメージした最上級グレードモデル「NBR CHALLENGE PACKAGE」にはドライカーボン製大型ウイング、ドライカーボンルーフ、S208ロゴ入りのドライカーボンリアスポイラーが装着される。そして内装はレクサスなどに使用されている高級セミアニリンレザーを使用したSTI製RECAROバケットタイプフロントシートや専用スポーツメーター、レッドカラーのS208ロゴが入ったインパネ、STIロゴが入ったシフトノブとプッシュエンジンスイッチ、S208のロゴが入ったブラックアルマイト加工のサイドシルプレートを装備。スバルらしさがあふれた最高のスポーツカーになった。
ボディカラーはスバルの伝統的な色であるWRブルー・パールにクリスタルホワイト・パール、NBR CHALLENGE PACKAGE専用色としてクールグレーカーキが追加。生粋のスバリストからスポーツカー好きなドライバーまで幅広く楽しませてくれる予感しかない「S208」。必見の1台となりそうだ。販売台数は合計450台の限定となる。
・S208主要スペック
全長×全幅×全高:4635×1795×1470mm
トレッド:1535mm(前)/1550mm(後)
最低地上高:135mm
車両重量:1510kg
エンジン型式:EJ20 水平対向4気筒 2リッター DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
排気量:1944cc
最高出力:329PS/7200rpm
最大トルク:432Nm(44.0kgf-m)/3200~4800rpm
トランスミッション:6速MT
・価格(いずれも税込)
S208 標準グレード:626万4,000円
S208 NBR CHALLENGE PACKAGE(カーボントランクリップ):689万400円
S208 NBR CHALLENGE PACKAGE(カーボンリアウイング):710万6,400円
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