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【注目銘柄】ニプロは年初来高値に接近、18年3月期連結業績・配当予想を増額修正
ニプロ<8086>(東1)に注目したい。ディスポーザブル医療器具の大手で、後発医薬品や受託医薬品も強化している。18年3月期連結業績予想および配当予想を増額修正した。株価は5月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期連結業績・配当予想を増額修正
10月1日付で田辺製薬販売を子会社化(ニプロESファーマに社名変更)したことに伴い、10月2日に18年3月期連結業績予想および配当予想を増額修正した。
連結業績予想は売上高を80億円増額して17年3月期比11.3%増の4005億円、営業利益を10億円増額して13.0%増の325億円、経常利益を10億円増額して29.9%増の301億円、そして純利益を10億円増額して67.5%増の190億円とした。
配当予想は期末1円増額して年間38円50銭(第2四半期末17円50銭、期末21円)とした。17年3月期との比較では9円50銭増配となる。
なお9月28日には米RFPi社との資本提携および国内独占販売ライセンス契約の締結を発表している。米RFPi社は、米イーストカロライナ大学の近赤外線技術を市場展開する目的で設立されたベンチャー企業で、血管造影剤を用いずに血流を可視化できる測定デバイス「iCertainty」の実用化を目指している。
■株価は年初来高値に接近、好業績評価して上値試す
株価は直近安値圏1400円近辺から切り返し、10月4日には1638円まで上伸した。そして5月の年初来高値1752円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。日柄調整が完了して基調転換した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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