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キーエンス、THK、丸和運輸機関など/本日の注目個別銘柄
<4666> パーク24 2731 +21買い優勢。17年10月期第3四半期の営業利益は140億円前後となり、前年同期比で6%ほど減少したようだと報じられている。上期までの進捗状況から、通期下振れも意識されていたなか、通期予想を据え置く公算との報道が好感されたもよう。駐車場開発やカーシェアリング用車両取得などの先行投資の他、海外事業の買収でのれん代や手続きにかかる経費も発生した。なお、8月31日に決算発表予定。
<3230> スター・マイカ 3110 +247大幅続伸。9月29日付で自社株40万株(消却前発行済み株式数の4.0%)を消却することを発表。併せて、9月30日(実質的には9月29日)を基準日として1株につき2株の割合で実施する株式分割についても発表した(効力発生日は10月1日)。また、これに伴い期末配当予想も従来の25円から13円に修正する。なお株式分割前の1株当たり期末配当予想ベースでは25円から26円の修正となり、実質的な増配となる。
<7718> スター精密 1809 +29一時急伸。18年2月期の上期及び通期業績予想の上方修正を発表。上期の営業利益見通しは、16.80億円から22.30億円、通期では46.00億円から51.00億円に引き上げている。工作機械の受注が中国や欧州などで自動車向けを中心に好調な他、為替も円安傾向で推移していることが背景にあるようだ。また、同時に上限30万株(発行済株式総数(自己株式を除く。)に対する割合0.80%)の自社株買いも発表。
<6481> THK 3705 +240年初来高値更新。みずほ証券は、目標株価を3000円から3600円まで引き上げている(「中立」継続)。1Q決算では、主力の直動機器で半導体・電機向けや工作機械向けの受注急増を受け、想定以上に業績が改善。今期から18/12期にかけて、成長継続が期待されるものの、目先カタリストが乏しい展開も想定と指摘。当面の注目点として、最終需要以上に急増した工作機械向け受注の動向及び増産対応の動向としている。
<6861> キーエンス 54590 +1320年初来高値更新。みずほ証券は目標株価を54000円から59000円に引き上げた(「買い」継続)。FA関連各社の17年4-6月期決算では、中国/アジア向けの想定以上に強い需要拡大を確認。中国スマホ向けFA需要のピークアウトや、前年同期のハードル上昇による業界全体のモメンタム鈍化などが懸念される中、強いビジネスモデルを有する同社が評価されやすくなると。また、株主還元拡充の動向にも注目と指摘。
<9090> 丸和運輸機関 4730 +285大幅反発。9月30日(実質的には9月29日)を基準日として1株につき2株の割合で実施する株式分割について発表し、これが材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の更なる拡大を目的としている。なお、効力発生日は10月1日。《DM》
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