【業績でみる株価】チャーム・ケア・コーポレーションは好業績評価して5月の上場来高値試す、17年6月期利益予想増額して18年6月期も収益拡大期待

2017年7月25日 16:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 近畿中心に介護付き有料老人ホームを展開し、首都圏事業も拡大しているチャーム・ケア・コーポレーション<6062>(JQ)の株価は17年6月期利益予想の増額修正を好感する動きだ。18年6月期も収益拡大が期待され、好業績を評価して5月の上場来高値を試す展開が期待される。

■17年6月期利益予想を増額修正、18年6月期も収益拡大期待

 17年6月期の個別業績予想を修正した。売上高は僅かに減額したが、既存ホームが高い入居率を維持したことに加えて、当期開設8ホームの入居が期初計画どおりに進捗して2桁増収となったようだ。利益面では首都圏事業の堅調推移、本社経費を中心とした費用削減、ホーム運営における人員配置適正化や業務効率化の効果で、計画超の大幅増益となったようだ。

 売上高は1億円減額して16年6月期比19.1%増の109億円、営業利益は1億40百万円増額して同2.0倍の8億90百万円、経常利益は1億40百万円増額して同2.1倍の8億40百万円、純利益は1億10百万円増額して同2.2倍の5億30百万円とした。

 高い入居率の維持、積極的な新規施設開設、さらに業務効率化などで、人件費の増加を吸収して18年6月期も収益拡大が期待される。

■株価は5月の上場来高値試す

 株価は17年6月期利益予想の増額修正を好感する動きだ。直近安値圏1300円近辺から切り返して、7月24日には1533円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返し、13週移動平均線を回復した。強基調に回帰した形だ。好業績を評価して5月の上場来高値1620円を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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