【業績でみる株価】Gunosyは上場来高値圏、18年5月期も大幅増収増益予想

2017年7月24日 16:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 新聞や雑誌などの記事を配信する情報キュレーションサービスを展開しているGunosy<6047>(東マ)の17年5月期は計画超の大幅増益だった。そして18年5月期も大幅増益予想である。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年5月期は計画超の大幅増益、18年5月期も大幅増益予想

 17年5月期の連結業績は売上高が16年5月期比68.3%増の77億39百万円、営業利益が同2.7倍の15億17百万円、経常利益が同2.7倍の15億16百万円、純利益が同85.9%増の11億26百万円だった。

 主力の情報キュレーションサービス「グノシー」および新たに開始した情報キュレーションサービス「ニュースパス」のアクティブユーザー数、ダウンロード(DL)数が大幅増加した。広告宣伝費の増加などを増収効果で吸収して計画超の大幅増益だった。なお「グノシー」および「ニュースパス」の合計国内累計DL数は同831万DL増加して2268万DLとなった。

 18年5月期連結業績予想は売上高が17年5月期比38.8%増の107億46百万円、営業利益が同45.4%増の22億06百万円、経常利益が同45.4%増の22億06百万円、純利益が同31.0%増の14億75百万円としている。アクティブユーザー数、DL数が順調に増加して大幅増収増益予想である。好業績が期待される。

■株価は上場来高値圏、好業績を評価して上値試す

 株価は2000円~2400円近辺での短期モミ合いから上放れ、7月21日には2850円まで上伸して3月の上場来高値に面合わせの形となった。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。そして13週移動平均線が上向きに転じた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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