【注目銘柄】イオンファンタジーは年初来高値に接近、既存店好調で18年2月期予想に増額余地

2017年6月3日 13:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 イオンファンタジー<4343>(東1)に注目したい。イオン系で大型SC内に遊戯施設を展開している。18年2月期2桁増益予想である。既存店の好調で増額余地もありそうだ。株価は1月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、06年の上場来高値も視野に入りそうだ。

■18年2月期2桁増益予想、既存店好調で増額余地

 18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比6.1%増の690億円、営業利益が同11.4%増の42億円、経常利益が同11.5%増の39億円、純利益が同11.9%増の19億円としている。新規出店、既存店の好調、海外事業の拡大などで2桁増益予想である。配当予想は同1円増配の年間32円としている。

 月次営業概況(国内事業)を見ると、17年4月度は国内単体の営業収益(全店売上高)は前年比108.1%(遊戯機械売上106.5%、商品売上101.1%)だった。既存店売上高は107.5%で14カ月連続のプラスだった。4月末の国内直営店舗数は477店舗となった。

 また3月~4月累計では全店売上高108.7%、既存店売上高109.0%となった。既存店の好調で通期連結業績予想に増額余地がありそうだ。

■株価は1月の年初来高値に接近、06年の上場来高値も視野

 株価は4月の直近安値2592円から切り返し、6月1日には3320円まで上伸して1月の年初来高値3480円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を回復した。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、06年の上場来高値5258円も視野に入りそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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