2日の香港市場概況:ハンセン0.4%高と続伸、金融セクター相場けん引

2017年6月2日 19:20

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記事提供元:フィスコ


*19:20JST 2日の香港市場概況:ハンセン0.4%高と続伸、金融セクター相場けん引
2日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比114.83ポイント(0.44%)高の25924.05ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が46.55ポイント(0.44%)高の10666.43ポイントとそろって続伸した。ハンセンは約1年11か月ぶりの高値を連日で切り上げている。売買代金は852億4000万香港ドルと高水準が続いた(1日の売買代金は846億1300万香港ドル)。

本土マネーの流入が買い安心感を誘う展開。本土・香港間の相互株取引では、香港株の買い越しが連休明けも続いている。海外株高も追い風。昨夜の米株市場では、主要3指数がそろって史上最高値を更新した。米労働市場の改善を受け、景気の先行きが楽観されている。

金融セクターが相場をけん引。取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が4.2%高、本土最大手行の中国工商銀行(1398/HK)が1.9%高、大手行の中国建設銀行(939/HK)が1.1%高と上げが目立った。この3銘柄だけで、ハンセン指数を74.9ポイント押し上げている。

中国の自動車セクターも高い。吉利汽車HD(175/HK)が6.9%、長城汽車(2333/HK)と広州汽車集団(2238/HK)がそろって3.0%、北京汽車(BAICモーター:1958/HK)が2.3%ずつ値上げた。

通信関連セクターも買われる。通信設備の京信通信系統HD(2342/HK)が6.3%高、中興通訊(ZTE:763/HK)が4.4%高、通信インフラ工事の中国通信服務(552/HK)が2.6%高で引けた。第5世代移動通信システム(5G)の商用化準備が中国でも急ピッチに進むなか、受注が拡大するとの見方が根強い。

本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.09%高の3105.54ポイントで取引を終えた。中盤から買いの勢いが増す展開。自動車株の上げが目立った。ITハイテク関連
株は中盤から急伸。河北省での「雄安新区」設立に絡む銘柄群も物色された。

【亜州IR】《CS》

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