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ALSOK、「みまもりタグ」など徘徊防止サービスの一般販売を開始
みまもりタグ(写真:アルソック社発表資料より)[写真拡大]
アルソックは15日、全国10の自治体と取り組んでいる地域の見守りネットワークで使用している商品「みまもりタグ」「みまもりタグ感知器」「みまもりタグ専用靴」を、6月15日より一般向けに販売する予定であると発表した。またアルソックへの駆けつけ要請が可能な在宅見守りサービス「みまもりパック」と、自宅からの外出を知らせて行方不明になるのを防ぐ「徘徊感知器」も併せて販売し、需要の高まるサービスを拡充する。
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同社は認知症患者の行方不明対策として、地域ぐるみで認知症患者等を見守るための仕組み作りを行っている。国土交通省の「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」にも選定された。今回一般向けに販売される商品・サービスは次の5つとなる。
「みまもりタグ」はBluetooth無線技術を利用した軽量小型端末で、ボタン電池で長期間動作が可能。見守りたい相手に携帯してもらい、位置情報履歴を把握できる。機器費2,200円、月額250円となる。
「みまもりタグ感知器」は建物などの出入り口に設置する。みまもりタグと通信でき、外出・帰宅をメール等で知らせる。レンタルの場合は月額1,400円、購入の場合は機器費23,000円・月額400円。
「みまもりパック」は見守りたい相手の自宅にみまもりタグ感知器を設置し、外出帰宅のほか生活リズムの異常や部屋の温湿度の異常があった際に保護者へメールなどで知らせる。いざというときには、アルソックに駆けつけを要請することも可能だ。保護者が遠方にいる場合や一人暮らしの高齢者の見守り手段としての利用を想定している。機器一式レンタルで月額2,000円、駆けつけを利用した場合は1回3,000円。
「徘徊感知器」は感知器の前を通過するとセンサーが反応することで、見守る相手の外出を同居する家族などに音で知らせる。「みまもりタグ専用靴」はみまもりタグを収納できる靴で、同タグの携帯手段のひとつとして活用できる。
アルソックでは、みまもりタグ感知器ベースで年間1万台の販売を目標としている。超高齢化社会において、高齢者の安全を確保するとともに、介護者の負担を軽減するサービスとして拡大が見込まれる。(記事:高橋珠実・記事一覧を見る)
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