リコー、個人用カメラのラインアップを縮小へ

2017年4月14日 16:16

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  朝日新聞の記事によると、リコーは個人用カメラ事業について機種を縮小する方針だという。リコーの個人用デジタルカメラは、現在、GRシリーズを始めとした従来のリコーブランドの9機種と、ペンタックスブランドで7機種を発売しているが、今後は、現在好調な360度全天球カメラ「THETA」を中心にするそうだ。

 GRシリーズはプロのカメラマンにも評価され、ペンタックスブランドの一眼レフも評価が高いので、この辺りはフラッグシップ機ぐらいは是非とも残ってほしいものだ。リコーのデジタルカメラを愛用している方はいるだろうか。

 リコーは4月12日に発表した中期経営計画で既存事業・サービス・プロダクトの見直しを行うことを明らかにしている。成長事業としてオフィス関連ビジネスと印刷関連事業を挙げており、特に印刷関連事業にはリソースや資金を集中投下するとされているが、カメラ事業に関しては触れられていない。また、日経新聞は「リコー、カメラ事業縮小 個人向け撤退含め検討」と報じているが、これに対しリコーはこの記事はリコーが発表したものではありませんと否定、高付加価値製品にリソースを集中しているとしている。

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