ヤマハ、電動アシスト自転車PAS「CITY-C」「CITY-X」の17年モデル発売

2017年3月3日 17:40

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PAS CITY-X(ジュエルレッド)(ヤマハ発動機の発表資料より)

PAS CITY-X(ジュエルレッド)(ヤマハ発動機の発表資料より) [写真拡大]

  • PAS CITY-C (マットカカオ)

 ヤマハ発動機は3日、電動アシスト自転車PAS(パス)シリーズの「PAS CITY-C(パス シティ シー)」「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」から、2017年モデルを4月17日より発売すると発表した。

 「PAS」シリーズは、1993年に発売された電動アシスト自転車の先駆け的存在。環境・健康に対する意識の高まりやライフスタイルの変化もあり、近年は幅広い世代に電動アシスト自転車の普及が拡大しており、「PAS」シリーズは、多様化するニーズに対応するため、充実したバリエーションで展開を行ってきた。

 今回2017年モデルが発売された2機種は、20型の小径モデルで、「CITY-C」は乗り降りしやすくおしゃれなデザイン、「CITY-X」はカジュアルスポーティなデザイン性と走行性能の両立が特徴だ。軽量で取り回しのしやすいアルミ製フレームに、軽量・コンパクト・高性能のドライブユニットを搭載し、扱いやすさとパワフルで軽やかな乗り心地を両立させている。

 2017年モデルでは、従来から好評のトリプルセンサーシステム、オートライト、短時間で充電が可能な充電器などの特徴はそのままに、要望の多かったというスイッチ部分の時刻表示機能など便利な機能を新採用したほか、新開発の12.3Ah大容量バッテリーを搭載し、アシスト走行距離を伸張させた。

 液晶ディスプレイには、新開発の「液晶5ファンクションメーター」を搭載。スイッチの大きさは従来のまま、大きくて見やすい新デザインにリニューアル。時刻表示を新たに追加するなど、表示機能を充実させたほか、走行中の電源ボタン誤操作によるアシスト機能オフを防ぐ電源ロック機能も新たに追加した。

 バッテリーには、ケースの大きさは従来のままで、容量を8.7Ahから12.3Ahに大容量化した新開発のリチウムイオンバッテリーを採用。充電は約3.5時間で可能だ。

 カラーは、CITY-Cが、新色「マットカカオ」に従来色の「レッド」「モダンブルー」「クリスタルホワイト」を加えた4色、CITY-Xが、新色「メタル」「ジュエルレッド」に従来色「クリスタルホワイト」、「マットグラファイト」を加えた4色。メーカー希望小売価格はPAS CITY-Cが11万6,640円、PAS CITY-Xが12万960円(税込)。両モデル合わせた年間目標販売台数は1万台。

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