【業績でみる株価】コモは17年3月期第3四半期累計が大幅増益で通期利益予想を増額修正

2017年2月14日 13:40

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 天然酵母でロングライフ(LL)パンを製造しているコモ<2224>(JQ)は、2月13日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増益となり、通期利益予想を増額修正した。また22年3月期を最終年度とする5カ年中期経営計画も発表した。株価はモミ合いから上放れて99年来の高値圏である。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.8%増の41億88百万円となり、営業利益が同3.5倍の2億円、経常利益が同3.6倍の1億98百万円、純利益が同6.3倍の1億78百万円だった。

 売上面では、16年4月の熊本地震に対する大規模な救援活動に伴う食糧需要の発生があり、量販店・通信販売・自動販売機オペレーター等の販売チャネルにおいて堅調に推移した。利益面では原材料価格やエネルギーコストの低下、一部製品の値上げ効果に加えて、給与計算期間変更に伴う調整費用計上の一巡も寄与した。純利益は繰延税金資産計上も寄与した。

 通期の連結業績予想は、売上高を据え置いて16年3月期比3.0%増の56億60百万円、営業利益を78百万円増額して同69.0%増の2億60百万円、経常利益を85百万円増額して同70.9%増の2億60百万円、純利益を1億17百万円増額して同2.2倍の2億20百万円とした。

 また22年3月期を最終年度とする5カ年中期経営計画も発表した。目標数値には22年3月期売上高64億円、経常利益3億円、ROE10%以上を掲げた。

 株価は2300円~2400円近辺のモミ合いから上放れ、2月9日に2438円まで上伸した。99年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線とも上向きに転じて先高感を強めている。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。99年7月の上場来高値3091円が視野に入りそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【中期経営計画と株価】クリーク・アンド・リバー社は中期成長戦略で18年2月期営業利益30億円をイメージ(2016/12/30)
【小倉正男の経済コラム】トランプ氏の「社会主義市場経済」(2017/01/08)
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】常識を疑え!「長篠の戦い」に隠された衝撃の新事実(2016/12/27)
【どう見るこの相場】トランプ就任演説控えて様子見ムード、仕掛け的な動きに注意(2017/01/16)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事