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極寒のシベリアで米ファーストフード大手が白熱の戦い
パティも凍る極寒のシベリアで、米ファーストフード大手が熱い戦いを繰り広げているそうだ。マクドナルドをはじめ、KFC (ケンタッキーフライドチキン)やバーガーキングがシベリアの遠隔地への出店を積極的に進めている(Consumeristの記事)。
1990年にロシア1号店をオープンしたマクドナルドは、ゆっくりと着実に店舗数を増やしてきた。進出当時は原料の80%を輸入に頼っていたが、現在では85%がロシア国内で生産されたものだという。シベリアでは十数店をオープンしており、さらに拡大する計画だ。
一方、KFCは1990年代からロシア進出と撤退を繰り返していたが、2005年に地元レストランチェーンRostik'sと提携し、共同ブランド「Rostik's-KFC」として店舗を展開。2010年に店舗を買収してKFCへブランド変更し、以降は積極的に出店を進めている。シベリアでは17都市に71店舗を展開しているとのこと。
ConsumeristのMary Beth Quirk氏のシベリア在住の弟によれば、マクドナルドはモスクワ帰りの人が必ず話題にするほど人気があるのだという。シベリアではマクドナルドをはじめとするファーストフード店のハンバーガーの肉が、他の肉よりも美味だと思われていることが人気の理由のようだ。実際、トムスクにマクドナルドがオープンした際は数百人が列を作り、最初の24時間でおよそ6千人が食事をしたとのことだ。
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