【注目銘柄】オプティムは自律調整一巡して上値試す、17年3月期大幅増収増益予想で増額余地

2017年1月5日 15:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 IoTプラットフォームサービスを展開するオプティム<3694>(東1)に注目したい。17年3月期大幅増収増益予想で、さらに増額余地がありそうだ。株価は12月の直近安値圏から切り返して戻り歩調だ。IoT/M2M関連、農業IT関連、先端医療関連のテーマ性もあり、自律調整が一巡して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期の非連結業績予想は、売上高が前期比22.1%増の32億円、営業利益が同18.9%増の6億40百万円、経常利益が同18.5%増の6億40百万円、純利益が同50.0%増の4億34百万円としている。主力の法人向けIoTプラットフォームサービスやリモートマネジメントサービスが順調に伸長する。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.3%、営業利益が57.8%、経常利益が57.3%、純利益が40.3%である。通期予想に増額余地がありそうだ。なお12月22日には佐賀大学と共同で、未来型医療の共同研究を推進するため包括的な提携を行い、IoTやAIといった最新のテクノロジーを活用した研究を行うメディカル・イノベーション研究所を設立したと発表している。

 株価は12月の直近安値圏4500円近辺から切り返し、1月5日には5730円まで上伸する場面があった。自律調整が一巡して戻り歩調だ。週足チャートで見ると26週移動平均線に続いて13週移動平均線を一気に突破した。基調転換を確認した形だ。10月の昨年来高値6260円、さらに15年9月高値6320円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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